オウンドメディアの記事の書き方やポイント!SEO対策目線でプロが徹底解説

オウンドメディアの記事の書き方やポイント!SEO対策目線でプロが徹底解説

2021年2月18日
ブログ

現代ではオウンドメディアを持たない会社はないと言えるほど、1企業につき1つ以上のオウンドメディアを所持しているのが当然な時代になってきました。

オウンドメディアは、開設してから収益に繋がるまでに時間がかかることがほとんどです。収益達成までにかかる時間は、集客力しだいで変化します。

結論から言うと「記事の投稿」により、ユーザーを獲得し集客力をアップさせられる可能性がグンと上がります。

オウンドメディアとは、企業が運営している情報媒体のことです。オウンドメディアを収益化することができると、非常に大きなメリットを期待できます。そのためにはまず、アクセスを増やすことが効果的です。

SEO効果のある記事を効率的に投稿していくことにより、ユーザーの流入口を開くことができます。

この記事でお伝えすること
・SEO効果の高い記事の書き方
・正しいSEO対策の方法
・良い記事の定義
・SEO対策として見直す点

記事はやみくもに投稿すれば良いというわけではありません。

SEO効果があることが非常に重要になります。

今回は、そんなオウンドメディアの集客に繋がる「SEO効果のある記事の書き方」をお伝えします。

オウンドメディアで売り上げが出ない理由については、SEO以外にも原因があると考えられます。

詳しくは別記事でご紹介しているので、商品やサービスの売れ行きに満足されていない方は、あわせてご覧下さい。>>

オウンドメディアのSEOとは?対策は簡単ではない

まずはSEOが何なのか、なぜ重要なのかについてご紹介します。

SEO(Search Engine Optimization)は「検索エンジン最適化」を意味します。

検索エンジンとはGoogleやYahoo!など、みなさんが調べ物をするときキーワードを入力して検索するためのプラットフォームのことです。

最適化をすることで、一般の人が調べ物をした際に自分の記事が上位表示するように対策をすることを「SEO対策」と呼びます。

つまり、投稿した記事が狙ったキーワードで上位表示がされれば、SEO対策ができていることがわかります。

しかし、これは聞こえるほど簡単なことではありません。多くの人が、思った通りに記事を上位表示できずに悩んでいます。

オウンドメディアのSEO対策!正しく理解しよう!

「投稿した記事が上位表示されない!」と困っている人は、間違った方法で対策してしまっているかもしれません。

記事執筆をするためのSEO対策について、正しく知識をつけられているでしょうか?

  • SEOは攻略不可能
  • 記事数は最低100記事
  • 競合他社の記事は網羅

それぞれのポイントについて詳しくお伝えします。

そもそもSEOは攻略不可能!日々情報を更新するべ

はじめから本末転倒だと思われそうなことを言いますが…。

正直、SEOを完全に攻略することはGoogle以外の一般人には不可能だと言えます。

世間には「Google完全攻略!」などの本や記事が出回っていますが、これはあくまでも「集計結果をもとにする予想」にすぎません。

さらに、Googleは頻繁に「アルゴリズムアップデート」を行います。アルゴリズムとは、「評価されるべき基準」と言うとわかりやすいと思います。これはGoogle社が独自で決めて発表し、内容自体も曖昧なので、完璧に把握することはできません。

アルゴリズムアップデートが起こると、今まで上位表示されていた記事が一気に圏外に飛んでしまうことも珍しくありません。反対に、圏外だった記事が突然上位表示される可能性もあります。

つまり、昨日まで正しかったSEO対策が、今日から変わってしまうこともあるということです。

これが「SEOは難しい」と言われる理由の1つです。

ちなみに、順位は検索順位チェックツールなどを利用することで、効率よく記事の順位を知ることができます。本気でSEO対策をしたい場合には必須のツールです。

記事数は最低100記事

絶対に書かなきゃいけない記事数というのは決まっていません。

しかし、Googleはより多くの「有益な記事」を投稿し続けているサイトを「信頼性が高い」と判断しやすい傾向にあります。

実はドメイン(サイトのURLと呼ばれる部分)にも強さがあり、強いというだけで記事が優先的に上位表示されやすくなる傾向があります。良い記事を多く供えているサイトは、ドメインが強くなっていきます。

特に同業他社がたくさんの良い記事を投稿し、ドメインパワーの強いサイトを運営している場合、それよりも良い記事を大量に生産していく必要があります。ただし、コーピーして同じ内容ばかり書いてしまうと逆効果です。著作権侵害にも繋がるので、独自性を出しながら良質な記事を投稿することで対抗していく必要があります。

競合他社の記事は網羅

カンの良い方なら既にお気づきかもしれませんが、SEO対策をする上で「競合他社を調べる」のは非常に重要です。

競合他社が触れている記事については徹底的にカバーし、それ以上の記事を投稿していくことで上位表示を狙えるようになっていきます。

競合他社サイトにはあるのに自社サイトにはない、という内容が見つかるのであれば、徹底的にフォローしていきましょう。

SEOとはつまり、「他社サイトに勝つ」ことを意味します。他社サイトよりも良いサイトを作り上げることで、Googleに評価をしてもらえるのです。

SEOの基本!良い記事の書き方とは?

上記では「良い記事」という単語を多く使ってきました。

しかし、「良い記事を書け!」と言われても、どんな記事が良い記事なのかはピンとこないかもしれません。一人ひとりの価値観により、良い記事の概念は違うはずです。

しかし、SEOで言う良い記事とは、「Googleが評価をする記事」を意味します。

どれだけ自分にとっての良い記事を書いても、Googleが評価をしてくれない記事は、人に読まれる機会が減ります。理由は下記で説明します。

Googleが評価する良い記事とは?

Googleが評価する良い記事とは、「ユーザーの疑問が解決する」記事です。

検索エンジンであるGoogle自体の希望は、Googleを使い続けてもらうことです。そのためには、Googleのユーザーがより信頼できる有益な情報を見つけられる環境を用意する必要があります。だからこそ、Googleはより内容の詰まっている記事を上位表示しようとします。

Googleが評価している記事の例を見つけるのは簡単です。キーワードをGoogleの検索窓に入力してみましょう。

検索上位として上がってくる記事は「評価されている」からGoogleが選んでピックアップしていると考えられます。

それでは、「ユーザーの疑問が解決する」とはどう意味でしょうか?

  • 内容が1記事で完結している
  • 読者に読みやすい記事が書けている
  • 黒字で文字を連ねていない

それぞれについて詳しく解説をします。

内容が1記事で完結している

必要な内容が1記事で網羅されていると、良い記事であると評価されやすいです。

これを具体的に表現すると、「ユーザーがその記事に訪れたときに、他のサイトで調べなおさなくても良いくらい内容が詰まっている記事」のことです。

つまり、ユーザーの「満足感」が重要になります。

AとBの内容が書いてある記事と、Aの内容しか書いていない記事、どちらの方が有益かは明らかですね。

満足度の高い記事を書くためには?

まずは定めた「キーワード」で実際に検索をしてみましょう。

今一番上に出てきている記事よりも内容の濃い記事を書かない限り、上位表示が難しいのは明らかです。

また、独自性を組み込むことも効果的です。

上位表示と同じ内容だけを詰め込んでいると、差別化にはなりません。

経験談や、その企業だからこそできる発信を盛り込むなど、オリジナリティーを出すことで評価が上がっていきます。

読者に読みやすい記事が書けている

画面の向こう側には、読者がいることを忘れないようにする必要があります。

自分の言葉を、いかにわかりやすい形にして文字にするべきか、常に考えながら記事を書きましょう。

飲み会の場で、手振りや表情を見せながら相手と会話をするのとはワケが違います。

文字だけで意図を表現するのは、簡単なようで案外「意識をしないと」できないものです。自分の書いた文章を忘れた頃にもう一度読み直すと、反省点が見えてきやすいため、リライトもおすすめです。

記事のタイトルと内容がズレていないことも重要

文章を書くのに慣れていないと、記事を書いているうちに「あれ?何を書いてるんだっけ?」となってしまうことがあると思います。

むやみやたらに書いていると、内容がタイトルとズレて、結局何が言いたかったのかがわからない記事が出来上がってしまいます。

常に内容をタイトルと照らし合わせ、「誰のために何を解決する記事を書いているのか」を明確にしながら進んでいきましょう。

黒字で文字を連ねない

「内容を濃くすれば良いのか!」と考えて、黒い文字を連ねてしまっている記事を見かけます。

内容によっては評価もされるのですが、正直「読みズラい」と感じませんか?

黒文字がツラツラと何千字も束になっているよりも、しっかりと段落分けがされていて、重要な部分にはマーカー線、ポイント部分はカラーボックスでの装飾などがされていれば、読むことがストレスになりにくいはずです。

重要な部分は強調してあげるのがポイント

人は文字を読み流すものです。相当必要な情報を読み取ろうとしている場合でもない限り、1文字ずつ丁寧に読んでくれる読者はいません。

強調したい部分は文字を大きくする、あるいは文字色を変えるなど、読者が一目で「重要な部分」を認識できるようにしておくと丁寧です。

読者目線になって、「普段どんな記事だと読みやすいと感じるかな?」と考えてみると良いと思います。

読者には、文字を読むストレスを極限まで小さくしてもらうように心がけましょう。

記事の文字数は関係ある?

過去のアルゴリズムでは、文字数が多ければ上位表示がされるというシンプルな時代もありました。

しかし現在では、文字数が多いからと言って上位表示がされるとも限らず、記事の内容やユーザーの滞在時間、ホームページ内の回覧率などが重視されるようになっていることがわかっています。

とは言え、内容が詰まっている記事は必然的に文字数が増えるはずです。

文字数を気にするよりも、「ユーザーのためになる記事」を作成するように意識しましょう。

SEO対策がまだじゅうぶんじゃない?見直すべき点

SEOと言うと、「一度良質な記事を書けば上位表示されて、勝手に集客をしてくれるようになる」といった、お手軽機能だと思っていませんか?

これはかなり危険です。なぜなら、競合は常に上位を勝ち取ろうと良い記事を書こうとしているし、アルゴリズムにも安定はあり得ないからです。

一度アップした記事でも、まずは下記について定期的に見直す癖をつけるようにしてみて下さい。

  • 投稿した記事は定期的に編集、最新情報に変更

一度良い記事を投稿できたとしても、その記事がいつまでも「良い情報」だと思われるとは限りません。

定期的に気になる部分を変更し、最新情報が入った場合には変更をするようにしましょう。

  • ドメイン自体を強くするための対策

ドメイン自体を強くするためには、記事を投稿するだけでは不十分だと言われています。

特に有効なのが「被リンクの取得」です。

被リンクとはつまり、他サイトが自分のサイトのURLを貼って紹介してくれている状況を意味します。

被リンクが貼られるということは、他サイトが紹介したくなるほど良い記事/サイトである、とGoogleが評価をしやすいからです。

重要事項を網羅している記事やまとめ記事は、被リンクをゲットしやすいです。

  • 内部リンクでサイト内を回遊できるようにする

サイト内で記事どうしをリンクしあい、次から次へと記事を読んでもらうことで滞在時間が長くなります。

滞在時間が長いと、「有益な内容が詰まっているからサイトにとどまっている」とGoogleが判断します。

「興味がある人はこちらの別記事もどうぞ」と別記事へ案内することで、サイトから外に出さずに、滞在を延ばす効果が期待できます。

SEOに頼りすぎた集客をするのは危ない!SNSも強化しよう

ここまでSEO対策について詳しくご紹介してきました。SEOを攻略するのは難しいことがわかって頂けたと思います。

しっかりと対策をすることで集客効果に直結するため、非常に重要です。しかし。SEOに頼りすぎた集客をしていると、Googleの意図により集客状況が変化してしまうため危険です。一度収益化の導線に乗ったとしても、SEOのアルゴリズム変更が原因で一気に収益が下がってしまうことは珍しくありません。

だからこそ、SEOに力を入れるのと同時に、SNSを強化していくことも重要です。

今後はSNSの利用方法や集客についても記事を執筆していく予定です。 ぜひあわせてチェックしてみて下さい。